オスプレイ空母 2013 6 16

2013年6月15日の日本経済新聞Web刊には、このような記事がありました。

オスプレイ、海上自衛隊の護衛艦に初着艦 離島防衛訓練

【サンディエゴ】米軍と自衛隊は14日(日本時間15日)、
サンディエゴ沖で離島防衛を主な目的とする共同訓練を本格的に始めた。
 アメリカ海兵隊の垂直離着陸輸送機オスプレイが、
海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」の甲板に初めて着艦した。
(引用、以上)
 護衛艦というと、多くの人は、駆逐艦を連想しますので、
「大きなオスプレイが駆逐艦に着艦できるのか」と思ったでしょう。
 しかし、映像ニュースで見れば、すぐわかりますが、
「ひゅうが」は、日本の軽空母(ヘリ空母)です。
 誰が見ても、たとえ素人が見ても、
「『ひゅうが』は空母である」と言うでしょうが、
それを防衛省は「護衛艦」と呼んでいます。
 話がそれましたが、
軽空母とオスプレイの組み合わせは、
21世紀において、「空母革命」を起こすでしょう。
さらに、無人戦闘機も搭載すれば、大きな戦力となるでしょう。
 今回は、海兵隊仕様のMV22だったでしょうが、
空軍仕様のCV22は、全く別の性能を持っています。
 2013年1月13日の産経ニュース電子版では、
「空軍仕様のCV22は、
兵員の輸送を主にした海兵隊仕様のMV22とは異なり、
対地攻撃機とともに、
夜間、敵地に低空で侵入するといった特殊作戦が主任務で、
将来、CV22が嘉手納基地(沖縄県)に配備されれば、
公船による領海侵犯や航空機による防衛識別圏への侵入など、
尖閣諸島への挑発行為を続ける中国に対し、
より大きな牽制効果が期待される」とあります。

オスプレイ空母 2012 9 23
 現在、日本国内において、
オスプレイの飛行訓練が始まっていますが、
その安全性において、住民の反対があるので、
私は、当初、日本が保有する空母で、
オスプレイの飛行訓練を実施する方法があると思っていました。
 日本の空母は、アメリカの原子力空母とは違って、
海外の軍事雑誌では、「軽空母」と紹介されています。
 それでも、大きさは、全長200メートルで、
イギリスの空母インビンシブル級に匹敵するほどです。
 現在、建造中の空母を含めると、
日本は、空母を3隻保有しています。
 建造中の空母は、さらに大きく、
全長250メートルで、
飛行甲板は、現在保有している空母の1.5倍の大きさになります。
 これだけの大きさになれば、
その艦載機は、オスプレイが、ちょうどよいと思います。
(参考資料)
ニューズウィーク日本版 2012 4.4

オスプレイ 2013 1 13
 本来であれば、国土が狭く、
飛行場が確保しにくい日本こそ、
垂直離陸ができて、航続距離が長いオスプレイを購入して、
防衛省や海上保安庁に配備すべきでしょう。
 ニュースでは、アメリカ空軍まで、
空軍仕様のオスプレイを日本に配備するという。
 アメリカが好意でオスプレイを日本に配備してくれるならば、
日本の防衛予算の節約ができます。
 しかし、本来であれば、自分の国は自分で守るのが、
世界の常識であることを忘れてはいけません。
 さて、産経ニュース電子版では、
「空軍仕様のCV22は、兵員の輸送を主にした海兵隊仕様のMV22とは異なり、
対地攻撃機とともに、
夜間、敵地に低空で侵入するといった特殊作戦が主任務で、危険性が高いとされる。
 ただ、行動半径の長さなどCV22の運用能力の高さは、
離島防衛に大きな抑止力を発揮するとみられる。
 将来、CV22が嘉手納基地(沖縄県)に配備されれば、
公船による領海侵犯や航空機による防衛識別圏への侵入など、
尖閣諸島への挑発行為を続ける中国に対し、
より大きな牽制効果が期待される」

空母革命 2013 2 11
 私は、2012年9月23日に「オスプレイ空母」のことを書きました。
「オスプレイ空母」とは、軽空母にオスプレイを搭載し運用することです。
 これが、21世紀の空母の概念を変えてしまうでしょう。
やがて、巨大空母は、時代遅れのものとなるでしょう。
 もちろん、搭載するものは、オスプレイだけではありません。
F35B(STOVL)という短距離離陸・垂直着陸のステルス戦闘機も搭載されるでしょう。
やがて無人偵察機や無人戦闘機が「艦載機」となっていくでしょう。
 「空母革命」が起こると思います。
巨大空母から軽空母の時代になっていくと思います。






























































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